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チームビルディングマガジン
www.teambuildingjapan.com
416号 2023.10.19
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こんにちは。チームビルディングジャパン瀬田すみ恵です。
お読みいただきありがとうございます。
(はじめましての方は、はじめまして*^-^*)
河村甚コラム「チームの社会科」では、
組織づくりに取り組むみなさんにぜひ知っておいていただきたい、
社会で起こっている変化や事実をチームビルディング視点で河村が解説していきます。
社会の変化に適応できる力を付けていきましょう。
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■ 河村甚の『 チームの社会科 』
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〜未来への投資: なぜイノベーションが必要か? 〜
現代社会は、絶えず変化し続けており、我々は今、特に「リスキリング」という言葉を頻繁に聞くようになっています。この概念は、労働者に対して、それまでの中スキルの仕事から高度なスキルを要する専門職へとスキルアップを求めています。この必要性は、未来の成功に向けて鍵を握っています。何ゆえか?それは、イノベーションが従来の枠組みを超え、新しいビジネスアイデアや革新的なコンセプトを創造するために不可欠であるからです。
「イノベーション」とは、過去にはなかったもの、新しいパラダイム、新たな価値を提供するプロセスのことです。これは、機械が人間の指示を代替する時代においても、私たちの競争力を保つための重要な要素であります。ただし、イノベーションは、アイデアそのものだけで生まれるものではありません。それは、組織文化と深く関連しており、従来のやり方にこだわるのではなく、個人の独自性と長所を引き出す環境を必要とします。
多様性もまたイノベーションの重要な要素です。異なる労働スタイルや異なるバックグラウンドを持つ人材を組み合わせることで、新たなアイデアや新しい視点が生まれ、未来を形作ります。リスキリングと多様性に適応できない組織や個人は、淘汰される可能性があることを忘れてはなりません。
発想力はもちろん大切ですが、個人の能力に頼りすぎるのは危険です。誰もが完璧な答えを持っているわけではないのです。イノベーションを育むためには、多様なバックグラウンドと異なる視点を持つメンバーを組み合わせ、組織全体で新しいアイデアを培うことが必要です。このようなチームだけが、イノベーションの花を咲かせることができるでしょう。
未来に向けて挑戦し、リスキリング、多様性、そしてイノベーションの力を信じ、人材開発、組織開発を行っていくことが、我々の成功への道であると断言できます。この新しい時代において、変化を受け入れ、進化し続けることは、明るく希望に満ちた未来を築く鍵です。
www.teambuildingjapan.com/column/s016.html?mm
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■ 編集後記
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チームビルディングジャパンでは、
イノベーションを個々のメンバーの資質に求めるのではなく、
イノベーションを起こすことができるチーム作りをしていくことが必要であると考えています。
イノベーションに関連する河村甚コラムの一部をご紹介します。
▼『対立するチームとイノベーションを生むチーム』
www.teambuildingjapan.com/library/column/b042.html
組織(チーム)の会議や話し合いの場で起こる「対立」と「イノベーション」。この2つは共通の土壌から生まれます。共通点は何だと思いますか。それは、どちらも「メンバーの多様性や異なる視点の意見などによって起こる」ということです。
しかし、あるときは今までのあたりまえを覆すようなイノベーションが起こり、また、あるときはチームを疲弊させる対立が起こります。チームにイノベーションが起こるのと、対立してしまうのは紙一重なのです。多様性により対立してしまうチームと、多様性を活かしてイノベーションを起こすチーム。何がその違いを生むのでしょうか。
▼『D&I違いから新たな価値を生み出す』
www.teambuildingjapan.com/library/column/b058.html
企業が目指すダイバーシティ&インクルージョンとはなんでしょうか。
それは、「違いや多様な視点から新たな価値を生み出そう」「イノベーションを起こそう」とすることです。
▼『フラット型組織・ピラミッド型組織 理論編』
www.teambuildingjapan.com/library/column/b006.html
イノベーションの業務というのは、誰も答えを知らない、革新的な仕事。
無いものを生み出していくような業務なので、これをピラミッド型でやろうとしてもうまくいきません。
上の人も答えを知らない、下の人も答えをもちろん答えを知らない。だから、みんなで知恵を寄せ集めて考えていく。そういった答えの出し方をします。
正解を伝えていくというより、みんなで知恵を寄せ合って最適解を導き出していくというアプローチです。
***河村甚の『チームの社会科』次回もお楽しみに***
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