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【TBJ河村甚】大企業が時代に取り残される理由…あなたの会社は大丈夫?

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TEAM BUILDING MAGAZINE
https://system.teambuildingjapan.com/a/1693F87868F
452号       2025.3.13
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河村甚コラム「チームの社会科」では、組織づくりに取り組むみなさんにぜひ知っておいていただきたい社会で起こっている変化や事実をチームビルディング視点で河村が解説します。
社会の変化に適応できる力を付けていきましょう。

□■ 河村甚の『 チームの社会科 』 ■□
大企業が時代に取り残される理由…あなたの会社は大丈夫?
https://system.teambuildingjapan.com/a/1693F87868G4

私たちチームビルディングジャパンは、変化の激しい現代社会の中で、組織がどのように適応し、成長し続けられるかを大切にしています。
このような組織の考え方は、決して新しいものではなく、実は1960年代からすでに「環境の変化に適応するために、どのような組織が最適なのか」という研究が進められてきました。
その中で特に注目されているのが、「機械的組織」と「有機的組織」の二つの形態です。

「機械的組織」とは、一人ひとりが決められた役割を正確に果たし、全体が一つの大きな機械のように動く組織のことです。明確な階層構造があり、上からの指示を間違いなく行うことを重視します。工場の生産の流れのように、各自が決められた業務を正確にこなすことで、安定した成果を生み出します。

この仕組みは、たくさんの人が同じ品質で仕事することが求められる場面で特に有効です。例えば、物を作る仕事のように、一つひとつの作業を正確に繰り返すことが重要な業種では、機械的組織の形が非常に適しています。また、組織の指示系統が明確であり、指示を出せば、それに沿った結果が出るため、まとまりがとりやすいという特徴もあります。

しかし、変化の激しい時代には、このような機械的組織では対応しきれない場面も増えてきました。市場や技術が急激に変化し、新しい価値を生み出すことが求められる環境では、柔軟性のある組織が必要になります。

そこで注目されるのが「有機的組織」です。

有機的組織は、動植物のように環境の変化に適応しながら成長していく組織です。人と人とがつながり、知識や経験を共有しながら、新しいものを生み出していきます。まるで遺伝子と遺伝子がかけ合わさって進化していくしくみのように、組織の中で新しい価値を生み出し続けることができるのです。

このような組織では、役割という部品に人を当てはめるのではなく、そのときの状況や目標に応じて、柔軟に役割も変えていきます。例えば、新しい仕事が始まるたびに、それにふさわしい人が集まり、協力しながら進めるといった働き方が出来るようになります。

私たちが生きる現代社会では、これまでの考え方が大きく変わりつつあります。たとえば、かつては「全員が会社に集まって働くこと」が当たり前でしたが、今では「全員が集まれない環境でも仕事を進めなければならない」という状況が生まれています・・・
▽河村甚コラムは続きはこちら
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◆◆ 編集後記 ◆◆

瀬田すみ恵です。

先日じんさんと話をしている中で

「私たちが通常社内で使っている言葉は、
カタカナが多すぎるのではないか・・・?」

と、ふと気づいて挙げてみると・・・

チームビルディング、ファシリテーター、
アクティビティ、リフレクション、ワークショップ、
コミュニケーション、イノベーション、
リーダー、メンバー、ミーティング、
フラット、ピラミッド、ヒエラルキー・・・

ちょっと挙げてみただけでもカタカナだらけ・・・!

こんなに連発されたら、聞いて(読んで)いるうちに
さすがに思考停止してしまう方々もいるかも知れない・・・

ということで、今回の河村甚コラムはできるだけカタカナを使わずに書いてみました。
今後も時々チャレンジ(またカタカナ!)してみるかも知れません^-^

河村甚の『チームの社会科』、次回もお楽しみに。

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