チームビルディングジャパン ホームページ

【TBJ河村甚】労働時間規制緩和!?これからの組織はどうあるべきか──いま求められる“有機的組織”とは!

このあとすぐ!本日13時スタート
【11/6|ウェビナー「不確実性の時代にイノベーションを起こす方法」】
https://system.teambuildingjapan.com/a/1693G49823B20/115
————————————————–
TEAM BUILDING MAGAZINE
https://system.teambuildingjapan.com/a/1693G49823F/115
469号      2025.11.6
—————————————————

河村甚コラム「チームの社会科」では、組織づくりに携わる皆さんに知っておいていただきたい、社会で起こっている変化や事実をお届けします。

チームビルディングの視点から、河村が解説します。
社会の変化に適応できる力を付けていきましょう。

□■ 河村甚の『 チームの社会科 』 ■□
労働時間規制緩和!?これからの組織はどうあるべきか──いま求められる“有機的組織”とは!

「機械的組織」と「有機的組織」──今の時代に求められるチームのかたち
最近、政府が「高市早苗首相の指示により、厚生労働省で 労働時間規制の緩和 を検討しているという報道が出ています。「働き方改革」後の関係法制見直しの一環として、心身の健康を守りつつ、働く人が選べる働き方を前提に規制を見直す方向が示されています。

このような動きは、働き方の自由度を高めると言いながら働く人たちの過剰労働につながらないか?といった懸念も言われ、丁寧に扱われるべき課題ですが、働き方の自由化、人材の流動化、価値観の多様化が進む現代において、まさに組織作り・チームビルディングの視点からも注目すべき出来事です。

働き方の自由度が変えた「会社と人」の関係
今の時代、転職市場も働き方も、自由度が格段に上がりました。
コロナ禍を経てフルリモート勤務を希望する人も増え、「働く側が働き方を選べる」ケースが増えてきています。もちろんすべての会社に当てはまるわけではありませんが、雇用する側も人的資本経営の観点なども含め、働くひとたちをより丁寧に扱うように変化してきています。

かつては「会社の言うことが正しい」「会社に従うのが安定」でした。
しかし今は、会社が一方的に人をコントロールできる時代ではなくなってきました。
人はハラスメントや過重労働に対して声を上げ、より自分に合った働き方を選ぶことができるように変化してきています。(まだ変化できない会社もたくさんありますが)
この人材の流動化は、社会全体の変化がもたらした必然とも言えます。

60年前の理論が今に通じる「機械」と「有機」の発想
実はこのような変化は過去にもあり、当時の組織に関する理論がいまあらためて重要性を増しています。
バーンズとストーカー(Burns & Stalker, 1961)が提唱した「機械的組織」と「有機的組織」という考え方です。

当時は、工場の効率化やエラー防止が重視され、「決まったことを間違えずに行う」仕組みが求められていました。
バーンズとストーカーは、安定した環境ではそのやり方が有効だが、変化の速い環境では通用しないと指摘しました。
環境の不確実性が高まると、組織は「有機的」であること──つまり柔軟に、学びながら変化していくこと──が必要になるのです。会も持続的に成長させていく力になるのです。
▼河村甚コラム全文はこちら
https://system.teambuildingjapan.com/a/1693G49823B24/115

□■ 講座等のご案内 ■□

【11/6|ウェビナー「不確実性の時代にイノベーションを起こす方法」】
<こんな方におすすめ>
・「新しい発想が出ない」と感じているマネジャー・経営層の方
・会議や対話の場に停滞感、形式的な雰囲気を感じている方
・チームビルディングジャパンのプログラム導入をご検討中の方

日時:2025年11月6日(木)13:00〜13:30
会場:アーカイブ配信(Zoom)
費用:無料
▶詳細・お申込みはこちら
https://system.teambuildingjapan.com/a/1693G49823B20/115

◆◆ 編集後記 ◆◆

瀬田すみ恵です。

今回のテーマ「有機的な組織」は、大きな改革ではなく、日々の小さな関わりから始まるものだとあらためて感じています。
相手の言葉の「内容」だけでなく、
その「背景」や「気持ち」に耳を向ける。
それだけで、安心して話せる関係が少しずつ育ち、
組織は自然に進化していきます。
“変化に強いチーム”は、特別な人や仕組みがつくるものではなく、
日常の対話の積み重ねから生まれるのだと思います。
今日のメルマガが、なにか一つでも「やってみよう」に
つながったら嬉しいです。

『チームの社会科』を次回もお楽しみに。

コラムライブラリーはこちら
https://system.teambuildingjapan.com/a/1693G49823B1/115

【転送歓迎】メルマガの内容がお役に立ちそうな方がいらっしゃいましたら、ぜひ転送して差し上げてください。
【転載歓迎】「チームビルディングジャパンによると…」と出典を明らかにしてくださいますようお願いいたします。
————————————————————
チームビルディングマガジン
発行元:株式会社チームビルディングジャパン
https://system.teambuildingjapan.com/a/1693G49823F/115

お問合せはこちら
https://system.teambuildingjapan.com/a/1693G49823B3/115

本メールは、当社のメルマガ登録者ならびに、当社資料をダウンロードされたお客さま、または当社社員と名刺交換をされたお客さまにお送りしております。
配信解除は以下のURLからお願いいたします。
[ 配信解除のお手続きhttps://system.teambuildingjapan.com/optout/1693/649823/fda37e38ffc61930359518f64b99f810cc40e342616ed4743dccf4ca4b39941a]

タイトルとURLをコピーしました