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【TBJ河村甚】AIファシリテーター vs 人間ファシリテーター ――AI時代のリスキリング

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TEAM BUILDING MAGAZINE
https://system.teambuildingjapan.com/a/1693G77632F/138
477号      2026.2.26 
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河村甚コラム「チームの社会科」では、組織づくりに取り組むみなさんにぜひ知っておいていただきたい、社会で起きている変化や事実をチームビルディングの視点で解説します。社会の変化に適応できる力を養っていきましょう。

□■ 河村甚の『 チームの社会科 』 ■□
AIファシリテーター vs 人間ファシリテーター ――AI時代のリスキリング

「リスキリングが重要だ」と言われて久しくなりました。DX、生成AI、データサイエンス……たしかに、どれも大切です。ただ私は、それと同じくらい、いや、もしかするとそれ以上に重要になるスキルがあると考えています。それが「組織マネジメント」、その中核にあるファシリテーションです。

いま私たちは、前例のないテーマに次々と向き合っています。市場も技術も価値観も、変化のスピードが速い。そうした状況では、A案かB案かを選ぶだけの思考では、すぐに限界がきます。どちらを選んでもしっくりこない。そんな場面が増えているのではないでしょうか。

必要なのは、AでもBでもない「第三案」を創発する力です。そして第三案は、ひとりの優秀なリーダーの頭の中から生まれるものではありません。異なる立場、異なる経験、異なる専門性を持つ多様な人たちが、互いに影響を与え合う中で立ち上がってくるものです。

その化学反応を意図的につくる技術が、ファシリテーションです。

ファシリテーションというと、「会議をうまく回すこと」と思われがちです。しかし本質はそこではありません。「コミュニケーションの流れを作ること」です。安心して話せる空気を作ること。立場の違いから生まれる緊張を、建設的な対話に変換すること。発言の多い人の意見だけでなく、まだ言語化されていない考えにも光を当てること。場を整え、人と人、アイデアとアイデアのあいだに橋を架けることです。

ここに大きな可能性があります。

一方で、日常の会議ファシリテーションは、確実にAI化が進むでしょう。議事録作成はすでに自動化が当たり前になりつつあります。今後は、アジェンダ整理、時間管理、発言機会の均等化、さらには発言量や感情の傾向分析まで、AIが担う場面が増えていくはずです。特にオンライン会議では、発言者の区別もしやすく、AIファシリテーションツールが生まれたら自然に組み込まれやすいでしょう。

私は、この流れは歓迎すべきだと思っています。会議ファシリテーションは効果が大きいものであるのに、まだ広く使われていないからです。AIによって最低限の質が担保されれば、組織全体の生産性は底上げされるでしょう。

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◆◆ 編集後記 ◆◆

瀬田すみ恵です。
今回のコラムで心に残ったのは、「自分の価値の置きどころを、未来に合わせて再設計することが重要」という言葉でした。
すべてを自分で抱え込むのではなく、テクノロジーに任せられることは任せる。そのうえで、人にしかできない役割に力を注いでいく――それがこれからのリスキリングのヒントなのだと感じました。
AIや技術の進化によって、求められる力は少しずつ変わっています。だからこそ、変化を怖がるのではなく、自分の活かし方を問い直していけたらいいですね。
ファシリテーションも、「ちゃんと聴く」「問いを共有する」そんな日々の姿勢の延長線上にあるものだと思います。
次回は、「対話のスキル」――まだ気づかれていないリスキリングをテーマにお届けします。

『チームの社会科』、次回もお楽しみに。
 
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