TEAM BUILDING MAGAZINE
https://system.teambuildingjapan.com/a/1693F32572F
437号 2024.8.8
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河村甚コラム「チームの社会科」では、組織づくりに取り組むみなさんにぜひ知
っておいていただきたい社会で起こっている変化や事実をチームビルディング視
点で河村が解説します。社会の変化に適応できる力を付けていきましょう。
□■ 河村甚の『 チームの社会科 』 ■□
〜心理的安全性の欠如が引き起こした悲劇のバーベキュー事故〜
https://system.teambuildingjapan.com/a/1693F32572C1
前回のコラムでは、心理的安全性が低く、ピラミッド型組織の悪例についてお話
ししました。今回は、その対極にある、チームビルディングがもたらした奇跡的
な救出劇についてご紹介します。
2010年8月5日、チリのサンホセ鉱山で落盤事故が発生し、33人の鉱山労
働者が地下600〜700メートルの深さに閉じ込められました。この事故は、
誰もが彼らの生存を絶望視するような状況でしたが、奇跡的な展開が待ち受けて
いました。鉱山労働者たちは非常に限られた食料と水の中で、必死に生き延びる
方法を模索しました。
最初の17日間は、外部との連絡が一切取れず、彼らは絶望の淵に立たされまし
た。しかし、8月22日、救助隊がドリルで掘削を進めた結果、ついに彼らのい
る場所に到達し、「私たちは全員無事です」というメッセージを受け取りました
。この瞬間、世界中が歓喜に沸きました。
この救出劇には、世界中から集まった多様な専門家たちが大きな役割を果たしま
した。鉱山技師、災害ボランティア、NASA、医師、心理科学者など、誰もが
未知の課題に対して協力し、救出という共通の目的のために努力しました。NA
SAのエンジニアたちは、特殊な救出カプセル「フェニックス」の設計に貢献し
、そのカプセルが実際に鉱山労働者を安全に地上に運びました。
ここで重要なのは、リーダーが謙虚な姿勢を持ち、自分が正解を知っていると振
る舞わなかったことです。全員が意見を述べることができ、発言機会が平等であ
ることが確保されました。これにより、多様な意見が集まり、最適な解決策が見
つかりました。救出作戦は、各専門家が互いに補完し合うことで成功しました。
リーダーは、各メンバーの専門知識を尊重し、協力し合うことで、最善の結果を
導き出しました 。
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□■ 編集後記 ■□
瀬田すみ恵です。
今週や来週は夏休みをとって、旅行をしたり
のんびり過ごしたりされている方も多いのではないでしょうか。
私は先週末に少し早めのお休みをいただき、
尾瀬ヶ原散策を楽しんできました。
幸い天候にも恵まれ、素晴らしい
非日常の時間を過ごすことができました。
すっかりリフレッシュしましたので、
お盆休み期間もお仕事がんばれそうです。
暑い日が続きますが
みなさま元気にお過ごしくださいませ。
河村甚の『チームの社会科』を次回もお楽しみに。
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