TEAM BUILDING MAGAZINE
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450号 2025.2.6
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河村甚コラム「チームの社会科」では、組織づくりに取り組むみなさんにぜひ知っておいていただきたい社会で起こっている変化や事実をチームビルディング視点で河村が解説します。
社会の変化に適応できる力を付けていきましょう。
□■ 河村甚の『 チームの社会科 』 ■□
「リモート難民を“出社義務化”で救えるのか?オフサイトミーティングが変える働き方の新常識」
〜多様化する働き方と、つながりを生む“オフサイトミーティング”〜
新型コロナウイルスの影響でリモートワークが急速に普及し、働く場所や時間の自由度がこれまでにないほど高まりました。社会全体でも多様性を尊重する流れが加速し、「どこで・いつ働くか」を個々が選択しやすい時代になってきています。
一方で、フルリモートだった企業が出社義務化に切り替え、再びオフィスへと戻る動きも増えているようです。その理由としては、リモート下で対面のコミュニケーションが減った結果、人とのつながりが弱まり、企業のパフォーマンスが低下したと感じるケースがあるためです。
しかし、採用や離職率の面から見ると、リモート勤務を希望する人が増えてきているのも事実です。出社を条件づけることで優秀な人材が採用を敬遠したり、既存の社員が離職につながったりするリスクが高まるなど、企業は「つながりを取り戻したい」という思いと「リモートを望む声」への対応のはざまで、ジレンマに陥っている状況にあります。
コロナ後の社会は、変化のスピードが依然として速く、先行きの見通しが立ちにくいのが現状です。こうした不確実な時代だからこそ、多様な人たちが多様な視点を出し合い、イノベーションを生み出すための「働き方の自由度」は引き続き大切だと考えられています。
では「出社義務化で対面を重視する」のと「リモートによる自由な働き方を追求する」の、どちらが正解なのでしょうか。実は、この両方のメリットをうまく取り入れる方法として、近年注目を集めているのが“オフサイトミーティング”です。
オフサイトミーティングとは、日常的なオフィスや自宅を離れた“非日常”の環境で行うミーティングのことです。海外では以前から盛んに実施されており、日本でも外資系企業を中心に取り入れられていましたが、コロナ禍で一時中断されていました。
リモート環境で希薄になっていた人と人とのつながりを補うために、今後は再び積極的に導入する動きが高まるといわれています。
オフサイトミーティングには以下の効果が期待できます。
・つながりが深まる
部署やチームを越えたコラボレーションが約24%増加したとのデータもあり、終了後2年間にわたって関係性が継続するケースが見られます。
・企業文化が浸透しやすくなる
「組織の人を大切にしている」というメッセージが伝わり、オフサイトミーティングに参加した人はもちろん、参加できなかった人にも関係性を重視する風土が広がる傾向があります。
・パフォーマンスの向上や新たな売り上げ増加
オフサイトミーティングを行うことで、チームの結束が強まり、結果として企業の業績が伸びる可能性があります。
オフサイトミーティングは、ただの社員旅行やレクリエーションとは異なります。「非日常の環境で高い視座のテーマをじっくり話し合う」ことがポイントです。たとえば・・・
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◆◆ 編集後記 ◆◆
瀬田すみ恵です。
「我々は社会にどのような価値を生み出しているのか」「我々の存在価値はどこにあるのか」など、
重要だけれど、日常業務に追われている普段の環境では話し合えないようなテーマについて
非日常の場の効果によって、高い視座で話し合うことができるのがオフサイトミーティングの魅力です。
再び対面で集うことが可能になった今、オフサイトミーティングの質を高めて関係性を改善し、チームのパフォーマンスを上げることにつなげていきましょう。
チームビルディングジャパンでは外部ファシリテーターとして関わり、当事者同士では扱いにくいことも話しやすくするサポートをしています。よろしければお声掛けください。
河村甚の『チームの社会科』、次回もお楽しみに。
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